【廃盤】PENHALIGON'S(ペンハリガン)のラドクリフの香りレビュー
こんにちは、どりーさんです。
私の住んでいる地域も梅雨の影響で、ずっと雨が降っています。じめじめしているから洗濯物が乾かなくて困ってしまいますね。
そんな憂鬱を吹き飛ばすために、趣味の香水探索に勤しんでいます。
今回は少しいつものものと系統を変えて、PENHALIGON'Sのポートレートシリーズのラドクリフの香りをレビューしていきます。
華やかで社交的な彼もミステリアスな一面を秘めています。
公式サイトより
夜が更ける頃、自由で挑発的なムードとともにパーティーがとある雰囲気に達する時、甘いタバコの香りを含んだ柔らかい芳香が、官能的なそよ風のように漂います。それは、享楽と退廃を招きながら、唯一の個性を思わせるカリスマ的な香り。
人生の一瞬一瞬を楽しむには、ある種の犠牲と努力が必要です。
そう、私たちは皆、多かれ少なかれ、人生という名の素晴らしい学び舎の教え子なのです。
ライオンのボトルからもわかるように、男性向けの香水です。
だけど、この香水は”甘い煙草が香る退廃的な香り”っていうキャッチコピーがあります。ものすごく甘い。
男性ものとは思えないほど甘い香りです。
タバコ、ジンジャー、ローズ
アンバーウッド、蜜蝋、シナモン、はちみつ、レザー、トンカビーン
調香を調べただけでも甘い香りのオンパレード!
最初はタバコのスモーキーさとバニラに似た甘い香りがします。ものすごく簡単に例えるなら、たき火をしながら食べるラムレーズンみたいな香りです。
そこから徐々にスモーキーさがなくなっていって、ローズとジンジャーの香りが顔を出してきます。よくよく嗅ぐとほんのわずかに酸味がある感じがします。レザーの気配なのかもしれません。
ラストに向かっていくほど甘くノスタルジックに香っていきます。時折強くレザーが香って、甘いだけじゃない男性的なニュアンスがあるのもいいです。草食系と見せかけた肉食系っていう印象。
秋の日差しが差し込む図書館の香りって勝手に思っています。
すごく甘くて、女性ものの香水と言われても違和感がない香水だと思います。
かなり香りが強いから服の下に吹きかけるのがよさそうです。
また、完全に秋冬向けの甘さなので注意が必要かもしれません。ジル・スチュアートのバニララスト並みの甘さがあります。
使うシーンを選ぶ、少し難しい香水です。
私はものすごく好きな香りです。
ほんとうにラムレーズンみたいな香りがして、バニラ好きにはたまらない一本です。ボトルで買ってしまいそうなほど好き。
マニッシュなコーディネートに合わせてもかっこよく決まるし、ざっくりニットで合わせてもちょっと甘めな雰囲気にしてもいいかもしれません。
短い夏が終わったら本格的に使いだすと思うので、今から妄想が膨らんでいきます。
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試してみたいけど取り扱い店舗が近くにない方はこちらの量り売りがおすすめです。